ノートPCにubuntuインストール完了したら、以下の問題が発生。
① 蓋を閉じた瞬間スリープ状態になってしまう
蓋を閉じた時の設定は、systemd-logind.serviceの設定に依存しています。
設定ファイル/etc/systemd/logind.conf を編集します。
変更には管理者権限が必要です。
# vi /etc/systemd/logind.conf
ファイル内に以下の設定を追記します。
HandleLidSwitch=ignore
サービスを再起動して設定を反映させれば完了です。
# systemctl restart systemd-logind.service
蓋を閉じてみて起動したままか確認すること。
② 蓋を閉じてしばらく放置するとスリープ状態になってしまう
キーボード等が一定時間操作されなかった場合、省電力の機能としてサスペンドされてしまいます。
リモート接続だと端末が操作されないため、この機能によってスリープ状態となります。
この機能の設定は/usr/share/gdm/dconf/90-debian-settingsで変更できるので編集していきましょう。
こちらも管理者権限が必要です。
# vi /usr/share/gdm/dconf/90-debian-settings
ファイル内に以下の設定を追記します。
[org / gnome / settings-daemon / plugins / power]
sleep-inactive-ac-timeout = 0
sleep-inactive-battery-timeout = 0
ファイルを書き換えれば設定は完了です。
しばらく蓋を閉じたまま放置しても、起動したままになっていることを確認すること。